人生術

元日本代表 山田直輝を救った曹貴裁(チョウ・キジェ)の育成論とは?

8月14日(水)に驚くニュースが飛び込んで来た。

J1 湘南ベルマーレの監督である曹貴裁(チョウ・キジェ)監督が、パワハラ疑惑により辞任の意向を周囲に伝えている事が分かった。

【湘南】パワハラ疑惑の曹貴裁監督が辞意

Yahoo!ニュースより

本件に関しては、日本サッカー協会の相談窓口に匿名で寄せられた事により発覚した。

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督とは?

ピッチを眺める曹貴裁(チョウ・キジェ)監督

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督といえば、2012年に湘南ベルマーレの監督に就任した同年に、チームを2位にさせることでJ1昇格を果たした立役者でもあります。

また、曹貴裁(チョウ・キジェ)監督自身、現役時代は柏レイソル、浦和レッズ、ヴィッセル神戸とDFとして活躍していた経歴もあります。

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督と山田直輝との出会い。

サッカーコートにあるボール

そんな曹貴裁監督と山田直輝が出会ったのは、2015年シーズンのこと。

山田直輝は18歳で日本代表に選出さた天才MFである。しかし、多くのケガに悩まされ、かつて所属していた浦和レッズでも控えが続いていた。

2014年シーズンに浦和レッズと湘南ベルマーレが練習試合をした際に、リハビリトレーニングを行っていた山田直輝に曹貴裁監督が声を掛けたことが出会いの始まりでした。

「まだ怪我は治らないのか」

「またお前の楽しそうなプレーを見せてくれよ」と声を掛けた。

しかし、山田直輝からは楽しくサッカーをしてるようには見えなかったという。

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督もトレセンで山田直輝を指導した事もあり、山田直輝の性格はよく分かっていたという。

その後、曹貴裁(チョウ・キジェ)監督は、チームの強化部に山田直輝に対してオファーを出してもらった。そして、山田直輝と直接交渉の場も設けられ、結果として湘南ベルマーレへの期限付き移籍が実現したのであった。

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督が山田直輝に初めにしたこと。

サッカーをしてる人

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督は、まず山田直輝の価値観を変えたという。

山田直輝が思い描く理想のサッカーは、バルセロナのような美しさを求める、自分を優先するようなプレーだったのだが、それを曹貴裁(チョウ・キジェ)監督はリバプールのようなゴールへ貪欲に向かう事が大切である事を伝え続け、山田直輝の価値観を変えていったのだ。

「信じて、やらせて、待つ」の精神

サッカーをしている人

曹貴裁(チョウ・キジェ)監督は、選手にとっては心から有り難い存在であったと僕は思う。

それは、曹貴裁監督の育成論である「信じて、やらせて、待つ」

選手にとっては、ピッチに立っても自分の実力を最大限に発揮出来るとは限らない。

過度なプレッシャーの中プレーをするので、本来、自分が持っているプレーをなかなか出せない時もあるのだが、曹貴裁(チョウ・キジェ)監督は選手を信じて、やらせて、待ってくれたのだ。

今もJ1の湘南ベルマーレに所属する山田直輝だが、8月11日のジュビロ磐田戦において華麗なゴールを決めている。

また、このゴールはJリーグ公式チャンネルにおいて、週間のベストゴールにも選ばれた。

まだ、29歳と若いので、是非日本代表への返り咲きを目指して、頑張ってもらいたいです。